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2020年6月10日 水曜日 曇り
食香バラ:
バラの小道(ローズ・プロムナード)と称して、食香バラを無農薬で育てています。紫枝(ズズ)の方が、豊華(ホウカ)よりも少し早めに満開を迎えました。香りの高い開花バラを早朝に収穫し、おみやげ用のバラジャムをはじめさまざまに加工してゆきます。
一方、同じプロムナードで、ロココや野バラの咲くのはもう少し先、6月の中旬から下旬になりそうです。
昨年から育てているのは接ぎ木の台木用の野バラです。私は、去年から苗木屋さんも始めたので、台木を育てるのは当たり前の日常です。これら野バラは今、小さなつぼみがいっぱい出てきました。ふるさとの6月は、花いばら・・そして7月になると木イチゴの実(今風にいえばワイルド・ラズベリー)。十八歳を限りにふるさとを出て以来、四十五年ぶりに野バラの満開の季節に出会えそうで楽しみです・・(朔太郎流に語るなら)この6月はセンティメンタルな情緒に浸れそうです。
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