菜園日誌

240430菜園日誌・プラン(仕事の段取り)を考える。

2024年4月30日 火曜日 曇り

週間天気予報によると、今夕は雨、それから5月6日まで晴れが続き、5月7日頃から曇りや雨の多い予測。今期は〜1,500本ほどのブドウ苗の新植を予定している。恐らく、雨の直前5月6日頃から植付けを開始し、曇天・雨の期間に植付けを続行・完成させて、日照りの時期には水遣りを続けて・・なんとか高い比率で新植を成功させていきたい・・と考えた。

ならば、今日からは、機械の整備(アタッチメントの付け替え、オイル交換、グリースアップ、等々)。 肥料やり、石灰硫黄合剤撒布、炭カル撒布、などなど、5月5日までにやっておきたい仕事が多い。

一方で、5月のワイン売り出しのための発送準備(主に発送伝票書きと箱詰め)も同時進行が必要。発送業務などは、本来(?)は、畑仕事皆無の12月〜3月までに終えておきたいのだが、ワイナリーが丘の中腹にあって、冬場は深い積雪に閉ざされ、4月中旬までは宅配便のトラックがアプローチ出来ないので・・時期を選ぶのが難しいのである。今年のようにブドウの新植が多い年には、4月〜5月の仕事がたて込んでかなり厳しいワーク・・何とか怪我や間違い失敗なく進めて行ければよいのだが・・。

そう、それに今年は新しい圃場(M第2圃場と仮称)の基盤整備も行っている。これもこの時期をとても忙しいものにしている。それでも、昨春は、この畑の泥濘(ぬかるみ)で軽トラが何度も立ち往生し、トラクターで救援したことを思い返せば、この春の明渠新設+旧明渠浚渫で水がジャボジャボ流れてきた成果は、近い将来の「水捌けの優れた畑」を期待させる、(私たち耕作者にとっては)大きな成果である。

新設の明渠、北東側から南西方を臨む。流れている水は、暗渠開鑿によって、我が圃場の地下(東の山側の畑)から溢れ出してきた多量の「伏流水」。

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オタネニンジン。桜の開花とともに、この時期、オタネニンジンがにょきにょきと発芽してくる。去年は切り通しの北側斜面寄りに並べたところ、草ボウボウに囲まれたこともあり、きわめて風通しの悪い状況だった。今年はその反省から、事務所建物の北側壁寄りの地面に配置することとした。50kg近いプランターを20個ほども移動するのは大変な作業だった。が、こうして元気そうに発芽してくると嬉しい心持ちになる。すでに中央部につぼみが用意されている。今年は赤い実をいっぱいならせることだろう。建物屋根の庇下なので、雨がかからない・・なので、面倒でも夏の期間はみずやりを欠かせない。この春は今日まで一度も水遣りしていない。それでも、腐葉土やピートモスを含んだ土はまだ十分に湿っている。

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