菜園日誌

収穫間近のピノ(農園から季節のお便り・その2)。

2021年9月27日 月曜日

続きです。

収穫間近のピノノワール。甘く、生で食べてもとても美味しい!
今年のピノノワール、なかなか良い出来です。

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ただし・・

ブドウが完熟するにつれて、糖度が上がって、酸が下がってきます。

酸が下がってくると、灰色かび病の病果が出やすくなります。先週ぐらいまではほとんど見られなかったのですが、今週は散見されるようになりました。

カビの生えたところは醸造には使えません。収穫時にはこのような病果を叮嚀にとり除きます。難しくはありませんが、根気の要る作業です。

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たわわに、ふんだんに実っているピノノワール。今年は病果が少なく、良い収穫が期待できそうです。今のところ、灰色かび病の房は多くありません。(収穫までのこれから1週間が心配です。)

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2021年10月5日・追記

10月1日から3日でピノノワールの収穫を終えました。収量は、6年生の75本の検疫通過苗と3年生の5〜6百本の国産苗からの収穫を合わせて、548kgとなりました。一昨年の129kg、昨年も奇しくも129kg、と比べて、まずまずの繁栄傾向です。この夏の素晴らしい天候に恵まれて、とても美味しいブドウを収穫できたので、きっと良いワインになると期待しています。

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