菜園日誌

採種を待つ大輪ヒマワリ、他(農園から季節のお便り・その5)。

2021年9月27日 月曜日 続きです。

メルローの実り。秋の気候もとても良いので、メルローも完熟で収穫できそうです。メルローは豊産種です。昨年は、1本の苗から6kgも収穫できました。今年も豊作です。

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コスモスはいよいよ元気に咲いています。

ヒマワリ。来年のためにできるだけ多くのタネを自家採種したい。

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大輪ヒマワリは、実るとタネが重量級のため、すっかりお辞儀をしてしまいます。

美しいフィボナッチ数列。

当園中央にはススキも生えてきました。向こうは北の浦臼の山々。

ジャガイモの畝。5月に植えたレッドムーンが今だに枯れて来ません。夏の旱魃のおかげで大変な不作です。ジャガイモを作り始めて、これほどの不作は初めてです。

野菊の花を見ると、ふるさとで過ごした子供の頃を思い出し、ノスタルジックな気持になります。畑の中央にこれほど旺盛に生えてくるのを許すことは、少し問題ではありますが・・。
当園を代表する元気な雑草、イヌビエ。一年草なのでとても扱いやすい、とも言えます。

シャルドネを中心に、今年は、葉っぱのべと病が上手にコントロールできていません。(写真の葉っぱが茶色いところがべと病にやられた葉っぱです。)
2016年〜2019年の4年間は上手にコントロールできていたのに、昨年2020年秋、そして今年と、防除が下手になっています。今年は、夏があまりにも好天気であったため、7月8月の防除の回数を極端に減らすことができるかもしれないと思い、実際にそうしたのです。これが敗因となりました。
高温多湿の日本の夏であってみれば、たとえ雨がほとんど降らない7月(6月末から〜8月9日までの大干魃)であってみても、べと病だけは十分に繁栄するものと見えます。「雨が降らないからといってべと病の心配が無い、とは言えない」・・これを肝に銘じなければなりません。「旱魃とべと病」に関しては、今回、私の心得違いでした。来年に課題を持ち越しています。

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