2021年11月26日 金曜日 雪
ワインのことでお話しするのは、釈迦に説法になってしまうかもしれませんけれど、どうぞお許し下さい。私たちのワイン、たった一つだけPRするとしたら、「豊かな香りの余韻が楽しめます」とさせてください。私も最近漸く勉強しつつあるところなのですが、ワインを楽しむには、グラスもとても大きな役割を果たすことに気づき驚いています。
たとえば、 https://hamadavineyard.com/archives/1262 のページの冒頭の写真をご覧下さい。ワイン瓶2本の右に飲み口の比較的狭めでスマートな(けれど大きな)グラスが並んでいます。これが、いわゆるリースリング用のグラスです。同じページでその下、ワイン瓶の両脇に2つのグラスとお茶のポットが写っている画像をご覧下さい。向かって左側の口の広めのずんぐりした大きいグラスがシャルドネ用のグラスです。右側はカベルネ・ソーヴィニヨン(ボルドーの赤ワイン品種)用のグラスです。
私の理解している生理とメカニズムの理論は、リーデルのアンバサダーの庄司さんから講義を受けて習った知識ですので、ここではくり返しません。詳しくはリーデル社のホームページなどでお調べ下さいませ。
私からの取りあえずのお奨めは、以下のようになります。(グラスの大きさや形が大切です。グラスの素材や厚みや値段などは、特に関係ありません。)
1.香りをいっぱいとどめられる大きなワイングラスがお奨め。
2.白の爽やか系を楽しむなら、リースリングタイプのグラス。(飲み口が狭め)
3.白の豊潤ふくよか系を楽しむなら、シャルドネタイプのグラス。(飲み口が広め)
4.時には、上記のお奨めにとらわれず、いろいろなグラスで比べ飲みするのも楽しい発見がある。
2021年のヴィンテージでは今までのものに加えて、ピノノワール(ピノ単独)、ルージュ(2021ではアルモノワールが主軸となる混醸です)の2つの銘柄を醸造しております。それぞれ、ピノノワールタイプのグラス、カベルネ・ソーヴィニヨンタイプのグラスがお奨め、と書きたいところですが、現在は樽の中で醸造熟成中です。来年の今頃でしょうか、漸くグラスなどについてもつくづく考えている頃かと想像しております。ごいっしょに研究いたしましょう。
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