菜園日誌

240531-240601菜園日誌・ブドウ株元の草刈り・新梢芽欠き・米ヌカ撒布

2024年5月31日 金曜日 曇りときどき小雨ぱらぱら・のち曇り

朝からブドウ新梢の芽欠き。1巡目も終わりごろ、3年生苗。主にピノノワール、それからゲブルツトラミネル。先日の雨でまた一挙に草が伸び、今日から鎌を手にして、ブドウ株元の草刈り&芽欠きの作業。

午後も草刈り・芽欠き、続行。

夕刻、生食用ブドウの芽欠き。今年は少し生産調整。すなわち芽欠きをやや多めにして、新梢誘引などの世話を簡単化する。

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夕方、JRで札幌へ。さっぽろ農学校の同窓懇親会に参加。みなさんとても元気で、私(実は月曜日まで病院で寝てた身・・病み上がり)が一番へたっている外見。急に眠くなったりしてウトウトと過ごしてしまった。21:00札幌発・旭川行きの特急に乗って帰路へ。

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2024年6月1日 快晴。北海道の夏のはじまりのような気持ちの良い朝。

朝から、ブドウ株元の草刈り&芽欠きの作業、続行。お昼前、最後の3年生苗シャルドネ第31列まで終了して、今期の1巡目のブドウ芽欠きを完了。

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HカーズのIさんから軽トラAc*の状況に関する報告の電話があり、あおりのへっこみは十分には直せなかったとのこと。思い切って新品のあおりに交換していただくことにした。生命を共にする愛車であるだけに、大切に修理して、大事に使っていこうと、再決意。あおりは部品を取り寄せて、ペンキ塗装などがあるため、しばらく時間を要するとのこと。

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アスパラガスのネット設置。80cmx18メートルx3段。

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午後、Azさんはラビットモアによる草刈り。

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米ヌカ30kg袋x60袋。この重さ、重労働。資材代は60袋・約10万円、高価!
これを文字通り、今日のうちにぜ〜んぶ地面にバラまいてしまうのだ。
あまりの、もったいなさに・・
なにごとのごりやくあるかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる・・
といった霊験あらたかな、神妙な気持ちで作業開始。
これが当園のブドウやワインの美味しさにいつかはつながるのだ!

L氏と私で、米ヌカ撒布。30kgx60袋。計1,800kg。いつもながら、30kg袋は重い。ただ、今回、30kg袋の口のミシン縫いをほどくのは上手になった。

トラクターの走行: コンポキャスターにて、開口度40〜50。米ヌカは6〜8袋(180kg〜240kg)を載せて、4km/hr:これで200メートル畝を行って帰って(1往復)。開口度50では、180kgでせいぜい300メートル弱、1往復には足りない。240kg/400メートルぐらいは入れたいところ(だが、ピンが飛ぶのが心配で最初は自重)。開口度40では、〜180kg/400メートル。開口度45では、〜210kg/400メートル程度。今回で基礎データが取れたので、今後は、たとえば 開口度45にて、240kgぐらいを載せて、往復。その後は残量を確認しながら、7袋(210kg)ずつを投入して往復を(自らに)推奨。

今期は、このコンポキャスターが大活躍している。トラクターは53馬力。あまり多くの米ヌカを詰め込むと接続ピンが飛んでしまって(手作業で汲み出す羽目となるので)大惨事になる。
なので、慎重に投入して様子見しながら進める。

今回、60袋、1,800kgを撒布。列番号にて、①44,40;②40(第1往復の際にこの列の途中で終わったため再試行), 36,③32, 34;④38;42;⑤4,8;⑥12,16;⑦2,6;⑧10,14;⑨46,48,50;⑩20,24;⑪28,18,22,26(第11往復に関しては開口数40にて残りの袋全部〜240kgを投入、ちょうど2往復が可能だった)。真ん中辺り、やや少なめ。当園で全部均等に撒き終わるには〜70袋(2.1トン)程度が必要。

作業前: 山積み60袋。配達してくださるI農協の資材、担当者さま、
大変だったでしょう。
本当にありがとうございました。

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米ヌカの効用: 「土作り」の一環。各種微生物(特に乳酸菌や酵母)の豊かさを目指している。ひょっとすると当園のワインの美味しさの秘訣のひとつ?・・要・検証。その他、検討中。少なくとも、投入直後からしばらく、畑は良い香りで豊かに感じられる。晩腐病の予防にも役立つと頭で考えている(要・検証)。

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反省点: 30kg袋が重くて・・ほとんどの投入をL氏任せに。もう少し元気になったら、私も筋トレを再開し、この程度の米ヌカ袋ぐらいはちゃんと作業できるように鍛えたい。

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感謝: I農協の資材の担当者さま・・重い米ヌカ袋の配送、感謝しております。

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・・そして残念なことに、米ヌカを撒き終わって、コンポキャスターを外した。次の作業のためのロータリーに付け替える作業の際に、私のハンドルミスで、キャスケード倉庫の柱や壁を破損してしまった。こうなるともはや立ち上がれないほどの哀しさであるはずだが、こう何度も(この10年間で、それぞれの倉庫で何度も・・)失敗破損が経験されると、どことなく哀しさも中ぐらいなりオラが倉庫・・といった感慨と諦め。そもそも倉庫の間口が狭すぎるのが困難と失敗の淵源。いつも意識し、注意は重ねているのだが、失敗しないのは難しい。壊れてしまったものはもとには戻らない、ならば受け止めるしかない。トラクターの表示を確認すると作業開始から4時間も乗りっぱなしであり、これが疲労を呼び、失敗に繋がったのでは・・などと冷静に反省。早く撤収して、明日は緑肥タネ蒔き、頑張ろう。

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