雑記

富嶽・第47景:三浦半島に連れてきてもらったバッカスからの富士

2020年10月21日 水曜日 晴れ

今日は朝からピノ・ノワール、メルロー、ソーヴィニヨンブランの収穫。明日も朝からソーヴィニヨンブランの収穫を続けます。

さて、今日の話題は富士山です。

O先生にお教えいただきました。この場所、正解は、葉山からの富士。

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昨年(あるいは一昨年だったかな)、東京で北斎の展覧会を見てきました。

ちなみに、北斎の富嶽三十六景では、

誰もが思いうかべるのは第二十一番、神奈川・沖浪裏の富士

O先生のいらっしゃった葉山からの富士に、方向的に近いのは、

第二十四番、相州七里濱(七里ヶ浜)からの富士、

そして

第二十五番、相州江の嶌(江ノ島)からの富士、などでしょうか。

ちょっと手前の保土ケ谷からの富士:

江戸時代など、昔は禿げ山が多かったのです。一方、現在は「森林飽和」の時代。

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私たちが北海道から最も行きやすいのは、もっと手前(東京寄り)の日本橋からの富士:

しかし、今では首都高が走っているので、私たちがこの眺めを楽しむのは難しそうですね。桃青(=芭蕉)は、最初は日本橋に住んでいたとか。その辺りも訪ねてみたいと思います。でも、それでは「古人の蹟(あと)を求めている」だけ、と芭蕉翁に叱られるかも。

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バッカスの瓶を連れていくかどうかわかりませんが、私が近いうちに尋ねたいと考えているのは、静岡県の掛川辺りです。峠道を歩いてみたいと思っています。

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