菜園日誌

240415菜園日誌・春作業:冬囲いを取り除く。

2024年4月15日 月曜日 晴れ(家の中は寒いが、野外は暑い! )

暖かい朝(8℃)。畑では、モモやウメ、リンゴやナシなど果樹の芽が一斉に動きはじめた。朝一番に、果樹の冬囲いはずし作業。花芽も膨らんでいる。明日にはモモの一番花が開くかもしれない。

市に水道開栓依頼。

軽トラの荷台にいっぱいに積んだ冬囲いセットを自宅に運び、ダンボール箱に整理して窓際に置く。広々と住みなすつもりの自宅の窓際が、ここ数日で山盛りの資材置き場になってしまっている(が仕方がない・・)。

Azさんにぶどうの誘引をしてもらっている間に、L氏と私とでシカ除けの電牧柵設置の準備。

まず、L氏は電牧柵の要所要所に設置している木柱を巡って、電線を受ける碍子を打ち込む作業。碍子をつけっぱなしにして冬を越してしまうと、雪の重みでぐにゃぐにゃになってしまうので、数年前からは秋の終わりに外して回収している。

その間、私は(やや手持ち無沙汰なので)、一尺ずつに切った(ぶどう誘引に使う)麻紐の束をつくる作業。Azさんに出合ったところで、電牧柵の講釈: 地面から50cm・100cm・150cmの位置に電線を張ること、シカやクマには有効な電牧柵だが、ウサギには役立たないこと、などなど。はるか向こうのお隣農家の畑では、ビニールハウスでの作業が一段落したのだろうか、パートの方々の一群が賑やかにお喋りしながら市道を歩いていくのが聞こえる(見える)。面白いことには、お喋りの声と合わせて、各種クマベルが賑やかに鳴っている。昼間の暖かさの中で、のどかだ。空にはヒバリが賑やかだし、陽射しもぐんぐん暖かさを増してきた。

水道の開栓、午前中に担当の方がいらっしゃり、すぐに開いてもらえた。

碍子の作業を完了したL氏からの連絡を受け、私は電牧柵を引っ張りながら張っていく作業。一番下、1番線(地面から50cmのライン)を〜400m張ったところで木柱に止めて、ピンと引っ張って直線を出しておく。この位置を目安に10メートルごとに白ポール(グラスファイバー・ポール)を打っていく。L氏にボビンから電線を繰りだしてもらって、私は紐(電線)を引っ張って、単純に歩いて行くだけだ。けれど、傾斜地を歩くだけでもなかなか息の切れる作業だ。この1番線を引いたところまで。お昼休み。

明日はモモ苗を植える計画で、そのためもあり、乾燥鶏ふんペレット100袋を配送していただけるよう農協に依頼。他に石灰硫黄合剤、ベフラン25、など。

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午後2時、市役所の方々にご案内いただき、広々とした牧草地の見学をさせていただいた。勉強になる。北海道らしい広い見晴らし。ちょうど、巨大なトラクターに乗っていらっしゃったSさんにご挨拶。ちょうどブロキャスで施肥作業を始められるところであった。ブロキャスには1200kgと書かれている・・巨大なもの。私たちのブロキャスはずっと小振りで・・確か・・350kg(〜500kg)ぐらいまでのものだったっけ・・。施肥の中身は、防散炭カルのように見受けたが、配合NPK化成肥料かもしれない・・と思った。私たちも来週にはそんな作業を始める予定。

市の農林課の方々と7月21日に開催されるワインフェスでの私たちのワイン出展本数に関する打合せ。その日には、お昼頃にジオツアーで私たちのブドウ畑も回って見ていただけるとのこと。当日よい天気に恵まれますように。

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牧草畑訪問ミニツアーを終えて、午後も畑仕事。Azさんは誘引の続き。私たちは電牧柵張りの続き。

そうこうしているうちに早速、農協の配送担当の方々がトラックでやってきて下さり、発酵鶏ふんペレット100袋の荷下ろし。今日は猛暑と言ってよいほどの暖かさで、荷下ろしは重労働である。私たちは電線を引っ張って歩いたり、グラスファイバー・ポールを立てて歩いたりしていただけだが、それでもひどく喉が渇いて重労働。というのも、私たちの畑も辺縁はなかなか固くて(表土が薄っぺらくて)ドリルの刃が立たなかったりする。いずれにせよ地面に挿してからぐっと力を入れて堅い地面へ押し込んでポールを立てて行くし、電線もクマザサに絡まって動けなくなったりと、なかなかの力仕事にもなっている。

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電牧柵張り。2024年4月15日撮影。

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コブシの花が咲き出した。
私たちの畑から北北東を臨む。向こうは滝沢ワイナリーさん。2024年4月5日撮影。
コブシの花咲く。さらにアップでiPhone撮影。

明日はモモ苗14本を植え、ゴルフ場の近くの畑の辺縁に置きっぱなしになっているオタネニンジンのコンテナ群を救出し、できればウメ苗10本も保冷庫から取り出し植え付け準備、その他もろもろの作業を行う予定。

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