菜園日誌

240606菜園日誌・ぶどう苗芽欠き・エダマメたまふくら播種。

2024年6月6日 木曜日 朝、雨。お昼頃、雨。午後、晴れて気持ちの良い夏の陽射し。

朝、パソコンを膝に、ぶどう防除のプランニング。

雨のため、1時間遅れて畑仕事スタート。M第2圃場で2年生苗(と補植苗)の芽欠き。ネトロンシースの内側で少し芽が混み合ってしまったものもあり、また、カスミカメにやられている芽も散見された。反省:2年苗に関しては、カスミカメ防除が5月中〜下旬で必要(たとえネトロンシースが邪魔であっても)。また芽欠きの適期は1週間〜5日前・・少し時機を失してしまった。来年はこの反省を活かしたい。

雨のためお昼は早めに撤収。

エダマメたまふくら、通販にて到着。午後1時半、M第2圃場で新植苗の芽欠き。アルモノワール、ソーヴィニヨンブラン。新植苗に関しては今が最適・ぴったりの芽欠き時機となった。今年は苗の品質が良く、発芽状況は極めて良好。去年までの度重なる苦労は何だったんだ! しかも今年からネトロンシースで覆っているので、ウサギによる食害も(あることはあるが、ずっと)少ない。

ソーヴィニヨンブラン新植苗その1。芽吹き、極めて良好。

同じソーヴィニヨンブラン苗。芽欠きして2芽になったところ。

同上のソーヴィニヨンブラン。テープナーでポールに誘引したところ。

同じソーヴィニヨンブランの新植苗。ネトロンシースで覆って、今日の芽欠き作業は終わり。

16時頃にはM第2圃場での芽欠き作業をすべて終えて、M第3圃場へ。エダマメたまふくらのポット苗(100個)つくり。今まで見たことがない、大きなダイズだ。85〜90日後というと、9月1日〜6日ごろ、楽しみだ。しばらくはハウスで育苗することになる。

おおつぶダイズ:たまふくら

残った時間で、M第3圃場で清舞・山幸の芽欠き。ネトロンシースで覆われているにもかかわらず極めて扱いやすくて作業は能率良く進んだ。ここでも、芽欠きの時機は今日がぴったり適期。

今年から育てている山幸、新植苗。芽吹き、良好。とても扱いやすい。芽欠きも簡単。

ニセアカシアのつぼみ。これから一斉に咲いていく。北海道の6月は花がいっぱい。

亀裂がひどくなってしまったゴム管。

ゴム管を新品に交換。今回、3mとした(ので、少し融通がききやすくなる)。

L氏と私で、軽油のゴム管の交換。

18:30撤収。

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補註: たまふくら 育種について

https://www.hro.or.jp/agricultural/center/publication/syuhou/2020/105-5.html より<以下引用> 
ダイズ新品種「タマフクラ」の育成
鴻坂扶美子,田中義則,白井和栄,村田吉平,三好智明,高宮泰宏,萩原誠司,足立大山  道総研農試集報.105,59-70 (2021) 「タマフクラ」は北海道立中央農業試験場において、北海道道南地方向けの白目極大粒品種として育成された。本品種は,晩生の良質極大粒品種の育成を目的として、1993 年に極大粒の良質黒大豆「新丹波黒」(京都府育成)を母,白目極大粒品種「ツルムスメ」(中央農試育成)を父として人工交配を行い,粒大による選抜と各種試験を重ね,2007 年に北海道の優良品種に認定されたものである。「タマフクラ」は百粒重が60g 以上ある白目極大粒黄大豆品種であり,これまでの道産大豆にはない大きさのため,ふるい目9.7 ㎜以上の収量が多く,国内外の黄大豆品種との差別化が容易である。そのため,極大粒大豆を使用する実需者からは,さらに大きな粒大の特徴を生かした納豆,煮豆,煎豆および甘納豆の原料として評価が高く,新たなブランドとしての期待が大きい。<以上、引用終わり>

https://kuuca.shop/products/tamafukura より<以下引用> 

初めは煮豆としての評価が高かった「たまふくら」ですが、近年、その品質の高さから一流の豆富専門店や料理人からも注目を集めており、豆富をはじめとする多彩な料理で使われています。そして大粒で甘みが強く、食感が良いという特徴から枝豆には最高で、大豆自体の旨味をしっかりと味わえ新丹波黒やだだちゃ豆といった枝豆の高級ブランドにも負けない新ブランドとして評価されています。これまでの枝豆と違うもっちり?ほっくり?新食感 枝豆特有の口の中で噛んだ時の粒感、ともすればボソボソとした食感が「たまふくら」にはありません。滑らかでもっちりしている印象で、KUUCAでも枝豆の特有の食感が苦手というスタッフから大絶賛でした。微妙な違いですが、素材をシンプルに味わうものだからこそ、その差はとても大きいのです。<以上、引用終わり>

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