菜園日誌

240607-240609菜園日誌・草刈りと芽欠き2巡目。

2024年6月7日 金曜日 晴れ

午前中、AzさんとL氏はM第2〜第3圃場の草刈り。乗用Rbモア2台体制。乗用モアは2台しかないので、私は、T第1圃場にて生食用ブドウの芽欠き(2巡目)。6月の花、赤花除虫菊、開花。

ブドウ新梢と除虫菊とのツーショット。

次いで、バッカス、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン(9年生)の芽欠き、2巡目スタート。1.5メートルの株間で、新梢12本/1.5メートル。これぐらいにすると、少し寂しい感じだが、重なりが少なく、すっきりと誘引できそうだ。ただし、すでに脇芽が出て来ており、今年はこれをしっかりと欠いていくつもり。

わが農園の6月の風物詩、除虫菊の花。

午後、札幌へ。クルマ(青)の1年点検。疲れていて、お店で待っている2時間、本を開くでもなく、小さなテーブルにうつ伏せになったりして熟睡してしまった。私たちのクルマ、現在、11年目。点検ではランプ、ブレーキ、タイヤ、ドアのロック、もろもろの故障や老朽交換必要が指摘され、すでに百万円単位の修理費をかけないと来春の車検通過が困難とのこと。買い替えるのが合理的、とのアドバイス。10万キロ近くも共に過ごしてきた愛車・・私はずいぶん落ち込んでしまった。

夜、家人に運転してもらって、M町へ。

2024年6月8日 土曜日 晴れ

ブドウ、9年生の芽欠き、2巡目。バッカス。

11時半、ワイナリーにて、2023ヴィンテージの試飲と瓶詰めのプランニング。2023年は秋になっても激しい暑さが続き、夜になっても蒸し暑い9月であった。どのブドウ栽培農家もpHの上昇(酸の低下)で苦労されたとのこと。私たちの畑でも例外ではなかった。やっと涼しくなった10月半ばには鳥(つぐみ族の大群)の飛来。できるだけ天候や動物に振り回されたくないものだが、・・2023年もブドウ栽培の難しさの新しいハードルを見つけることになった。

午後も芽欠き、続行。バッカス9年生、残り1列まで進む。家人はRbモアによる草刈り。ウィング付きのRbモア、草刈り途中でウィングを上げるレバーが動かなくなり、始動不可となる。故障。農業マーフィの法則:農業機械が動かなくなるのは、修理のプロに緊急出動を頼めない週末ないし祝日に起こる。

ハコベの花盛り。やさしいハコベのような「雑草」が、畑中に広がればよいと思う。
近年ハコベは大繁茂のきざし。畑は確実に変わってきている。

2024年6月9日 日曜日 曇りのち夕方から雨

朝からM第2圃場のブドウの防除・初回。カスミカメ、ベト病などに対して、メニューは:

アビオンE 1,000倍

アミスター10 1,000倍

スミチオン1,000倍

農協液肥パワーリーフ043 1,000倍

愛媛AI 3リットル/500リットル(170倍)

60メートル畝 27列 に対し、290リットル。

残りの210リットルで

30メートル畝 21列(a〜u列)を終えて、液が残っており、もう一度撒布。k列の途中で終了。(半周終えた後、a,c,e,g,i,k,m,o,q,s,u と暫定名付けた列を逆順で帰ってきてu,s,q,o,m まで終了。約210リットルで(21+11+5)列分。210x21/37=120リットルあれば足りた計算。トータルでは290+120=410リットルで足りる。少しゆとりを持たせたとしても、M第2圃場の防除に関して、今期は450リットルで十分という計算。ただし、圧は0.8Mパスカル。

M第2圃場の荒れ(私がトラクターで作ってしまった轍によるもの)がひどく、スピードスプレイヤーは奔馬の如く撥ね跳び回る。尿路結石にはきわめて貴重な震動なれども、頚椎症には致命的になりかねない。

午後もブドウの芽欠き2巡目(シャルドネ)。愛用の鎌で株元の草刈りをしながら、新梢の数を12本新梢/1.5メートルまで絞る作業。今年は良い花芽の付いている新梢が多く、芽欠きするのは「勿体ない」。けれど、思い切ってすっきりと12本に。

向かって左が、私が愛用している光山作、両刃の鍛造鎌。刃渡り150mm。
朝研げば半日は素晴らしく切れる。

しっかりした作りの両刃の鎌。重いのも草刈りのためにはすぐれた特徴。

家人は、4駆のRbモアに乗り替えて草刈り。

雨が降り出してきて、夕方5時には撤収。

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